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谷口 正樹; 佐藤 和義; 江里 幸一郎; 横山 堅二; 大楽 正幸; 秋場 真人
Journal of Nuclear Materials, 313-316(1-3), p.360 - 363, 2003/03
被引用回数:10 パーセンタイル:56.35(Materials Science, Multidisciplinary)次期核融合実験装置においては、ダイバータ用アーマ材として炭素,タングステン等複数の材料を併用することが考えられている。この場合、アーマ表面には損耗したこれらの構成元素が再付着することにより材料混合膜が形成されると考えられている。しかしながら混合膜に対する低エネルギー水素の照射効果についてはほとんど研究例がなく、ダイバータ開発に必要なデータは不足しているのが現状である。そこで炭素,タングステン電極間で重水素雰囲気下でアーク放電を生じさせ、昇華,蒸発する炭素,タングステンをモリブデン基盤上へ堆積させることにより模擬炭素-タングステン混合膜を作成し、その低エネルギー水素による損耗特性を調べた。その結果、炭素膜中にタングステンが混入することにより、損耗が大きく減少することがわかった。これは、タングステン-炭素結合の形成により水素による化学スパッタリングが抑制されたためであると考えられる。
西堂 雅博; 曽根 和穂
Japanese Journal of Applied Physics, 22(9), p.1361 - 1365, 1983/00
被引用回数:17 パーセンタイル:65.41(Physics, Applied)低エネルギー領域(0.1keV~10keV)における、モリブデンおよびタングステンの自己スパッタリング率を、重量法により測定した。得られた結果は、2つのスパッタリング率を予想するために提案されている経験式との比較を行ない、そのエネルギー依存性は、比較的良く、傾向を示していること、実験値は、予想値よりファクター2ないし3程度小さいことなどが判明した。また、第一壁の損耗に与える自己スパッタリングの影響についても、論じた。